普通の暮らしには月48万円必要?

Twitterのトレンドに「月48万円必要」という文字が並んだ。
それに呼応するように「普通の生活」というトレンドも発生した。
理由はこれ↓
 
京都に住む30代4人家族という想定で試算したらこの数字が出たらしい。
その結果、「そんな数字は贅沢だ」とか「普通の生活で月40万以上とか難易度高すぎ」といった声が目立った。


まぁ、元サラリーマンの自分から見ても、月40万円なんて20代ではまず稼げない金額だったことを考えると、けっこう浮世離れした試算なのかなとも思う。
仮に30代で給料30万円になって、奥さんも働いていて同じ金額なら達成できる数字ではあるけど、このご時世にその金額をもらえる仕事がどれほどあるのか、という話にもなる。
 


まぁ現実問題、夫婦共働きで月48万円を軽々クリアできる層はそんなに多くはないだろうね。
この数字には現実感が無い。
それにしても、「月48万円で贅沢だ」という意見が出るのはなかなかおもしろい。
要は「自分はもっと収入が少ない状態で頑張っている」という収入少ない自慢になってるんだけど、これって目線がどんどん下に向くから状況は改善されない。
つまり意味がない話。


格差が広がっているといわれるけど、もうこれは仕方が無い。
そういう流れなんだよね。どうしようもない流れ。
貧しい人はとことん貧しく、富める人はどんどん豊かに。
それが今いる世界だ。
この見えないどうしようもなさ、逆らえない流れに逆らっても意味がない。
わかりやすく言うと、この流れとは「ゾンビ」だ。
海外ドマラのウォーキング・デッドを見ていると感じるけど、ウォーカーの流れに逆らっても無意味。
無駄に戦って一時はしのいでも、根本的な世界が変わるわけではない。そのやり方を続ける限りどこかで死ぬことになる。
今の社会も見えない形でウォーカーがはびこっている。見えない形、空気、時流として存在している。
ウォーキング・デッドの世界はウォーカーによって世界が崩壊したけど、今の社会は資本主義のひずみによって既に崩壊を迎えたのかもしれない。
だって、詰みでしょ。世間が用意した模範解答に沿って生きていても普通に暮らせないんだから。
挙げ句、死ぬまで働かないと最低限の生活すらできなくなってしまう、この有様。
ウォーカーに文句を言い続けてたまに石を投げてそのうち死ぬか、とっとと自分の世界を築いて別の世界で生き残るか、ここから先は個人の選択でサバイバルをしていくしかない。
幸い、リアルの世界ではそれが許されている。これが唯一の救いだと思う。
しかもありがたいことに、リアルの世界ではウォーカーにも敵対する人間にも襲われない空間を構築できる。
それでいて自分の空間で好きにいきているのだから、そういった選択ができるという意味では、まだまだウォーキング・デッドよりもマシな世界だ。
■追伸
こういった収入系のトレンドが出る度に思うのは、「旧世代が用意した時代遅れのシステムを嘆いたってどうにもならないんだから、別のルールで生きる術をいいかんげん磨けよ」ということ。

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