withコロナで在宅ワークは定着するのか?

緊急事態宣言の解除から少し経つ。
日本はこれまでの静寂を取り戻すかのように、都内ではまた満員電車ブーム到来の様子。
海外ではテレワーク(在宅ワーク、リモートワーク)の法整備が進んでいるという話が出ているのに、日本はどんだけ前例踏襲が好きなんだと思う。
高齢者が支配する国はこうも学習能力が無いものなのか。
そんな日本で、在宅ワークは定着するのだろうか。
もちろん、在宅ワークにできない仕事はそのままなんだろうけど、「ぶっちゃけ家でもできるよね?」系のお仕事はこのご時世リモートワークに切り替えた方が企業のお財布にも優しい。
ただそうなると、人によっては通勤時代よりも給料が減ってしまうなんて人も出てくるだろう。
その穴を埋めるために、他でバイトでも探すか、自宅でできる副業を探すか、そんな道を模索しなければならなくなる。
バイトはバイトで競争率が高く、また時間も肉体も使うので万人向けではない。
ならば在宅ワークで給料の穴埋めを、となるのだろうか。
それとも、時代の変わり目を見て本格的に在宅で個人起業を、となるのだろうか。
まぁ後者は超少数派だろうけど。

在宅ワークって、稼げる?


あえて素人気分で考えてみた。
在宅ワークって稼げるのだろうか。
「在宅ワーク 高給」で調べてみると、一応月給20~50万円といった案件はあるにはあった。
・広報
・営業
・介護認定調査員
・水道メンテナンス
・SEOライター
・メールオペレーター
・HP制作
・翻訳
・Webライター
などなど。
いくつかは専門知識や資格が要りそうだけど、「ウェブライター」とか「メールオペレーター」あたりは何とかやれそうな気もする。
ちなみに「資格不要で初心者からでもできる在宅ワーク」で調べてみると、
・シール貼り
・データ入力
・テキスト入力
・ポイントサイト
・アンケート
・ライティング
・翻訳
・Webサイトデザイン、作成
・プログラミング
などがあった。資格は不要といっても翻訳やサイトデザイン、プログラミングはスキルが無いと無理だ。
これらを狙うならまずはスキル習得のための勉強から始めなければならないだろう。それでも本気なら良いと思うけど。
反対に、シール貼りやデータ入力といった単純作業系なら特別なスキルは要らないだろうが、その分報酬が下がるのも忘れてはならない。
うん、既にスキルがある人は戦っていける世界だけど、ゼロから始める人にはそこそこの覚悟が要る世界かもしれない。
さもないと、いつまでも「小遣い稼ぎレベルの内職」しか選択肢がない状態になる。
資格の要不要、それぞれのアプローチから在宅ワークをいろいろ調べて思ったのは、

ま、結局は時給労働なんですけどね


という話。
時給労働が悪とは言わないが、ただでさえ単価が安くなりがちの在宅ワークで生活レベルの金額を稼ごうと思えば、血で血を洗う労働をこなさなければならない。
昔、母が内職で「おまけ付きのたばこのパッケージを作る内職」をしていたことがある。
1箱作成にかかる時間は慣れればだいたい2~3分。
「200箱作って400~500円」といっていたので、1箱3分×200箱なら600分(10時間)の計算だ。
時給にして50円。頭がおかしくなる。
ちなみにこの悲惨な例は内職の話だが、ネットでできる在宅ワークでも安いものだと時給にして500円程度だという。
なんとなく大変な世界なのはわかった。

時給労働から抜け出すには?


在宅ワークでも出社して稼ぐ仕事でも、結局時間を売って稼ぐ世界に身を置く限り「収入の天井」は常に自分を追いかけてくる。
「1日8時間×5日」で働いて月に20万円稼ぐなら、40万円を稼ぎたければ単純計算で2倍(1日16時間)働くことになるが、こんなことできるわけもない。
でも実際問題、この「時間オーバー労働」でなんとか食いつないでいる人たちもいるし多いから何とも救いのない話だ。
結局、時間を売ってお金をもらう世界で生きる限りはあまり多額は期待できないということ。
それが一見自由度がある在宅ワークでも、出勤して仕事をする形でも。
ではこの時間を売ってお金を稼ぐ世界から抜け出すにはどうすればいいのだろうか?
1つは「生産性を上げる」という思考を持つこと。
多くの人が実践しているのは、とにかく多くの時間働いてその分稼ぐという「生産(数)を上げる」稼ぎ方。
例えば、「1時間働いて5000円稼ぐなら、2時間働いて1万円稼ぐ」といった世界がこれ。
生産性を上げる世界は上記とは真逆になる。
「1時間働いて5000円稼ぐなら、30分働いて1万円稼ぐ。そして最終的に労働時間ゼロで10万円稼ぐ」
分かりやすく言うとこんな感じ。
時給労働を前提としていないから、最後は働かなくてもお金が発生するなんて状況をも作れてしまうのがこの「生産性を上げて稼ぐ」という世界。
まぁ、普通の常識で生きていたら、「そんなことがあるわけがない、あるはずがない、あってはならない」と顔を真っ赤にして怒り出すところだ。

これがある意味、呪いである。

「お金とはコツコツ働いて残業も頑張って何とか稼げるもの」と小さい時から何となく植え付けられている私たちは、素直に「生産性を上げて稼ぐ」という思考には至りにくい。
というより、一生この思考に届かずに死んでいく人の方が多い。
私たちは呪いをかけられている。
それは何のため?
文句を言わず自分の時間を差し出す労働者という名の奴隷を幼少期より培養するため?
これは言い過ぎ?
でも、メタ的に俯瞰すれば、そんな様子にすら見えてしまうのが、今の社会である。
それがwithコロナでどう動くのか見もの。
それでも変わることが嫌いな「きらい」がある日本はどこまで変化に対応できるのかは疑問。
でもここできちんと時代に向き合わないと、企業と個人もろとも終わってしまうのだけど。
そんなお話。
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