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司法試験予備試験に挫折した事実からネットビジネスで稼げた理由を探る。

高校3年間を最下層の生徒として過ごし、結果大学も現代文と英語の2教科で済むようなところに収まった私は、人生の逆転を狙っていた。
「高校も大学もダメだったのなら、就職で逆転するしかない」と。
そこでまずは、国家公務員を目指した。
法学部だった私は、法律を活かした仕事をしたいと思い、公務員を目指したのだ。
今思えば恐ろしい話である。
公務員なんて毎日同じことの繰り返しみたいな生活を死ぬギリギリまでしていたらどうにかなってしまいそうだ。
ただ勉強するうちに、「どうせならお金を稼ぎたい」という欲が出て、その頃から法律を使った資格を意識し始めた。
私の通っていた大学のレベルなら司法書士でも御の字だったと思うが、無駄に上昇志向が強かった私は司法試験を目指してしまった。
当時は予備試験も始まったばかりだったので、完全な実力で這い上がることにパッションを見い出してしまったのだ。
大学2年生の5月から卒業後に渡るまで計4回受けて落ちることになるその試験に。

試験科目多すぎ範囲広すぎ


法試験は法律の試験である。
ゆえに(「ゆえに」だって笑)ジャンルは法律以外にないので「一本道」のように見えるがそうではない。
手続き的な科目を挙げても憲法、行政法、民法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法などと多岐にわたる。
内容は重複、互換するところもあるので、「憲法をある程度理解していれば行政法がわかる」「民法がわかれば民訴もある程度理解できる」といったことは起きるが、それでも範囲が広い。
1次試験のマーク式に受かっても、その後の筆記はさらに難しい。
中国の科挙に受かった人は神だと思った(ぜんぜん関係ないけど)。
覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返し。ほんとうにおかしくなりそうだった。
それでも、「5教科6科目のように範囲もジャンルも広い大学受験よりマシ」と言い聞かせていたが、何回も落ちるうちに心は折れていった。
余談だが、「司法試験を目指すなんてこの人はきっと頭がいいに違いない!」なんて思わないでほしい。
冒頭の通り私は学力的にはアホである。
お勉強というジャンルでは、人生のピークは中学2年の春から中3までだった。
覚える範囲も限られていたし、公式も1個覚えればそれを使いまわすだけだったので楽だったのだ。
当時は自分のことを本当に天才だと思っていたが、この幻想は高校1年生の秋までに消滅していた。
高校時代は毎回の定期テストで赤点の祭典が開催された。
赤点の取りすぎで進級が危ぶまれ、いつも教科担当に救済を請う哀れな民であった。
それがよほどトラウマなのか、今でもその光景が夢に出てくる。しかもしれが毎回リアルなのだ。ほんといや。
それまで限られたフィールドで、限られた武器で戦うだけでよかったのが、いきなりミサイル、戦車、戦闘機、戦闘ヘリ、バギー、高層ビルからの狙撃ありの、もう「なんでもござれ」なオープンワールドの戦場に放り込まれた気分だった。
話を戻すが、私は勉強のできる天才ではない。
未だに四則計算は瞬時に解けない。
なのでこういった計算を何個も高速でこなせる小学生をTVで見るたびに、ぜひ世界を救ってほしいと思っている。
そんな私が司法試験を目指したのも、「もうこれ以外に人生を変える手段はない!」という非常に狭い価値観での悪あがきに過ぎない。
「弁護士を目指している俺、かっこいい」
クズである。
資格なんてその職種を実行するための許可に過ぎず、それをもって収入が約束されるわけではない。
やっぱり就活スキルが要るし、営業力もコミュ力必要だ。
ふんぞり返っていたらどんな難関資格だろうと稼げない。

私、一本道じゃないとダメみたい・・・


ンプル イズ ベスト。
「この道をまっすぐ行くとゴールがあります」くらいに簡単じゃないと私は結果を出せない。
「この道をまっすぐ行くと交差点に差し掛かります。その交差点を信号を渡らずに右に進んで30mほど進むと交番があるので・・・」と言われるとダメだ。そいつは殺すしかない。
単純に私の能力の問題なのだが、とにかくシンプルでないとやる気が起きない。最後までやろうとも思えないのである。
ネットビジネスに関しても同じ。
「メルマガを仕組み化すれば自動で稼げます」じゃないと結果が出せない。
「競合ブログを調べてキーワード選定をし、記事の構成を練って執筆してそれを繰り返して・・・」なんて言われるとダメだ。パソコンを捨てるしかない。
複雑になればなるほど、目を向けるべきテーマが増えれば増えるほど、注意と気力が減退して止まる。
書いていて情けなくなってきたが、それでも私は、ネットビジネスで月100万円程度をほったらかしで得ることができている。
ド平日に旅行に行っていようが、10時間ぶっ通しでオンラインゲームをしていようが、始発が動き出す頃までネットフリックスを観ていようが、ありがたいことにどこぞの誰かが自分の商品を買っていく。
勉強も資格も挫折したような人間がなぜ、このような一見すると常人離れしたことができているのか?

やることが単純だったからさ!


はよく「仕組みで稼いでいる」と言う。
仕組みといっても小難しいプログラムやシステムなんて無い。
決まりきった内容の文章を用意してそれを自動配信しているだけだ。
本当にこれだけだ。
まぁもう少し丁寧に説明すると、特定の悩みを持っている人がその悩みを解決するために必要なことをプレゼンする文章を順番に送って、最後に商品を勧めて買ってもらう、というビジネスモデルだ。
「なんかすごそう。難しそう」と思わないでほしい。
ここに流れている論理は「ジャパネットたかた」や青汁のCMと大して変わらないから。
いずれにしても、「仕組み」というものがひどくシンプルだったから、私は取り組む気が起きたし実際に稼ぐことができた。
もしこれが、ブログやYouTubeのように「やること満載」だったら、かつての学生時代のように退場していただろう。
ちなみに私は、この「やること満載」がために就職先(正社員)を1カ月で辞めている。
電話に出る、接客する、書類を作る、取引先と折衝する、掃除をする、・・・はーいアウトー。

この世界は実は単純にできている


収100万円、年収にして1200万円。これが多いのか少ないのか、よくわからない。
エリートサラリーマンみたいな人はもっと稼いでいるだろうし、バリバリの起業家なら月に1000万円稼ぐのが上等といった感じだろう。
ただこの数字でも、特に何もすること無く生み出せていて、生活に不自由が無いなら、私は満足してもいいのではと思ってしまう。
「足るを知る」ということだ。
中途半端に「もっともっと」となるからお金が減る。「もっともっと」が身を亡ぼす。
この世界は実は単純にできている。
シンプルな方法を知れば、そんなにあくせく働かなくても気ままに生きるだけの人生は作れる。
「複雑なことをしないと生きることができない!」と思っているなら、それは権力者が下の人間を扱いやすいように用意した洗脳に乗せられてるだけだと、(あなたが20歳を超えているなら)気づいた方がいい。
これはそんなお話。
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